【LIXIL 迷走】二度目の社長更迭で浮き彫りになった深刻な問題とは!?
迷走リクシル、「2度目の社長更迭」の深刻度
3年前と同じ、突然の退場劇だった。
10月31日、LIXILグループは2019年4月までに瀬戸欣哉社長が退任し、山梨広一社外取締役が社長に就任する人事を発表した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181112-00248566-toyo-bus_all
現場の社員さんが可哀想ですね。
「100%失敗する」と現場の営業さんが思ってしまうような新取引制度を顧客に本気で提案なんて出来なかったでしょう。
説明を受ける顧客の側もそんな提案を受け入れられないよね。
就任させる前から、調整しないのかね。
どういう意味合いで就任させたのか?
価格帯の的外れ感はどのような程度なのかはわからないけど、始める前から100%と意気込んでいるのなら、上手くいくはずが無い。
難題でも上手く行かせる方策を出していくのが、経営陣の役目。
個人ばかりの問題で無いと思うね。
瀬戸さんは現場の事を知ろうとして良く下まで降りてきていた。リクシルは変わったと、評価されていた。その上での価格改定は長い目で見てきっと評価されるはず。潮田さんこそ海外ばかり目を向けていて足元を見ようとしない。今後のリクシルは危険。
価格制度自体は必要なものだと思います。
自分がいた頃、営業部隊は朝7:30には全員集合、夜12時まで戦うのが常でした。無数にある工務店に応じて見積もりを弾くのではなく、会社として統一価格を作っているならだいぶ楽になると思います。
問題だったのは、他社と比較した時に価格帯が妥当でなかったことでしょう。
リクシルは初代の時もそうですが、会長に頭を垂れて言う事を聞く社長しか残れません。外部での経営者として自負のある方が入ってきても上手くいくことはないでしょう
「100%失敗する」というのは表現として誤解を生む。
ある人が間違いなく=100%失敗すると考えるのと、
そこにいる人間の全員=100%が失敗すると考えるのは別物。
この記事だと明らかに前者を意味するのに、コメントを見ると後者の受け取り方をする人が多い。
「100%失敗すると思った」も失敗したから言えることに過ぎない。
そしてこういう騒動があるたびに、「現場のことを分からない人間」という批判が出るが、それも失敗したから出るもの。現場のことを分からなくとも成功している例はいくらでもあるし、むしろそれが多数派であるがために失敗が話題になる。
また、現場を分かっているがために失敗すること、旧習に囚われてなにも変えられず衰退することも多々ある。
社外から引っ張てくるのはいいと思うけど、もっと話を詰めなかったのかな?と疑問だし、呼んできた旧経営陣にも責任があると思う。
社内で育ててないのも残念だし、新しい社長の周りにいいブレーンがいなかったのも残念。
これは、社長だけの問題ではなくて会社全体の体質なんじゃないかな?
社内から100%失敗する。って言われるのは社員も不幸だよね。
この新取引制度は悪くないぞ
経営改善では標準的な方法
そもそもなぜこれを導入しなければならないかと言う部分が根本的な問題
営業の裁量が大きすぎ利益が低かったり不採算受注が多いんだろう
これは薄利多売につながり、仕事量の増量で人手不足になり取りこぼしが増えてきたり景気にも大きく左右されやすい
今は災害やオリンピック景気で建築バブルになっているのでそれで回るがオリンピック終了後に一気に落ち込む
現社長は今の収益体制に危機感を抱いていたのは間違いない
それと持ち株会社への不満
これは創業者一族が強い場合によく噴出する話
取引量に応じて卸価格を決める事は家電メーカーが既にやっています
右肩上がりの経済成長期では有効でしたが、人口が減少する今では逆効果です
(家電メーカーの凋落ぶりで明らかです)
価格決定権がメーカーから量販店へ移り、利益が上げにくくなりますよ
顧客の事をよく見る工務店ほど取引量は少なく、工事のやり逃げの工事会社ほど取引量は多くなる
長く事業を続けるなら簡単に分かるはずだが、短期利益の追求をすると目が曇る
住宅産業はすぐに買い替えが発生しない業種だから長い目を持たないといけない
ゴタゴタするのはあまり印象がよくないですよね。
最初に安さを売りにするとなかなか適正価格に上げるのが難しくなりますよね。現場も苦しいんでしょうが、経営も苦しいのでは?
お互いが分かってないんでしょうね。
「ニュース」カテゴリーの関連記事