氣の玉(ボール)をつくる
前回の記事で、氣の玉(ボール)をなぜつくるのか?氣の玉(ボール)とはどういったものなのか?についてお話してきました。
(まだ見てないならコチラから見てくださいね➡
人生を豊かにする氣功とは!初心者からできる独学気功講座④手で氣を感じてみる方法
)
今回は、実際に氣の玉(ボール)をつくってみましょうね!
と、その前に気の玉(ボール)をつくる前の段階までを簡単に復習します。
でも、そんなのいいから早く氣の玉(ボール)の作り方おしえてよーって方は、2氣の玉(ボール)をつくる手順までとばしてくださいねー
それでは復習です。
①手のひらをこすり合わせて氣を感じてみる
②手のひらを近づけたり離したりしながら氣を感じてみる(くっつけないでね)
③手のひらの間に氣を感じたら、手を動かしながら氣の変化を感じてみる
④手のひらの間の氣が圧力(フワッとした感じや反発する感じ)を感じてみる
(詳しく知りたい人は過去の記事を見てくださいね!➡トップページはこちら)
氣の玉(ボール)をつくる手順
おまたせしました!
それでは、氣の玉(ボール)をくつる手順をできる限りわかりやすく、細かく説明していきます。
手のひらのあいだに圧力(反発力)を感じる
前回までやってきたことを繰り返しおこなっていると、手のひらのあいだに、ある圧力のようなものを感じるようになります。
この感覚には個人差があるので、どの感覚が正解とか、どの感覚が正しい、どんな感覚になればそれでよいとは、一概には言えません。
ただ、それじゃあ、あなたも「そんなこと言われたらどうしていいかわからないじゃないかー」って思われるでしょうから、こんな感覚がありますっていうのを下記にあげますね。
・もわっとした感じ
・磁力が反発するような感じ
・綿を押してるような感じ
・ネバっとした感じ
・水あめみたいな感じ
などなどありますが、どれも共通するのは、反発する感覚があるという事です。
上記のほかにも、ビリビリやジンジンなどの感覚持つことがあるでしょうけど、それらや先ほどあげたものを含めて、すべての感覚にプラスで反発する感覚を含むもの。または、いろんな感覚と反発がごちゃまぜになった感覚を感じましょう。
反発する感覚というのは、手のひらを近づけた時に、押し返されるような、何かがそこにあって、抵抗されるような感覚の事です。
まずは、この感覚がうっすらでも感じるまで、過去の練習(先ほどあげた①~④)を繰り返してみましょうね!
ただし、感じよう感じようとしすぎると、かえって感じにくくなりますから、そこはご注意を!
コツは、ボーっとした意識で受け身になることですよー
反発力を玉(ボール)の形に整える
手のひらの間に感じている反発力を、今度は、丸い玉(ボール)の形になるように整えていきます。
この時、手の動きはおにぎりを握るような感じになります。イメージするだけではなく(もちろんイメージする事も重要で効果的ですが)、実際に手のひらの間に、氣の圧力を感じながら、丁寧に玉(ボール)の形に整えていきます。
この時、氣の感覚が弱わくならないように、また、氣の感覚が強くなっていくように、手のひらを離したり、近づけたりしながら、玉(ボール)をつくっていきます。
最初は、なんとなくの感じだったり、弱々しい感覚でしょうけど、繰り返し練習を続けていくと、だんだんはっきりとした感覚になっていき、しっかりと氣の玉(ボール)を感じることができるようになります。
氣の玉(ボール)をつくっているときの注意点
ここで、一つ注意点というか、コツというか、秘伝をお教えします。
わたしも、別に、本家〇〇流とか正当〇〇派とかに所属して習ってるわけではないので、はっきりしたことは言えません。
だけど、こういうのたぶん、口伝とかで引き継がれる秘伝ってやつです。
いやー、それにしてもいい時代になりましたよねー(笑)
わたしの若いころなんて、本で調べて想像しながらいろいろ実践してみるか、本物を探して教えてもらうくらいしか、方法なかったですもんねー。しかも、お金かかるし(笑)
まあ、あまりもったいつけても、なんだかなので、いいますね!
『感覚をとぎらせない』
ことです。
・・・、そんなことかー!!!
って、お怒りの声が聞こえてきそうですが、これ、おおマジです!!
この『感覚をとぎらせない』っていうのは、できるだけとか、なるべくとか、そんなレベルの話ではなのです。
何があっても、感覚をとぎらせない!!って、ことなんです。
実は、これが秘伝。
この覚悟をもって、手のひらの反発する氣の力をずっと感じながら、強くしながら、玉(ボール)の形に整えていくんです。
とは言っても、はじめっからそんな力んでも上手くいかないことは、わかりきってるので、ある程度、はっきり氣の反発力を感じ始めたら、挑戦してみてくださいねー
氣の玉で挑戦してみよう!
で、この氣の玉(ボール)をある程度、はっきり体感できるようになったら、いろいろ楽しんでみましょう!
たとえば、氣のボールを腕の中にとおしてみたり、氣の玉(ボール)のサイズを大きくしたり、小さくしてみたり。足の中にとおしてみてもいいです。
とにかく、いろいろやってみましょう!
ただ、この氣の玉(ボール)は、あなた自身の氣=エネルギーですので、遠くに投げちゃったり、誰かにあげるのはやめておきましょうね。
あなたの氣が減っちゃいますよ。
だから、氣の玉(ボール)をつくったら、遊んだら、最後には自分の中に戻しましょう。
戻す場所は身体のどこでもいいですが、とりあえずは下丹田って言われる下腹に収めましょう。
下腹の位置は大体でいいです。サイズもだいたいでいいです。へそから下の指4本分下がったあたりの・・・まで、考えなくても今のところ問題ありませんから。
収め方は、氣の玉(ボール)を下腹に手で押し込んで、少し深呼吸。そして落ち着いたところで、氣の玉(ボール)が下腹に定着した感覚になればOKです。
または、下腹に入れた氣の玉(ボール)が体に溶け出して、体中に氣がいきわたる感覚をもってもOKですよ。
とにかく、自分の体の中に氣が定着した感覚をもてれば大丈夫です!
まとめ
それでは、今日のまとめです。
①過去の練習を繰り返しやって、氣の感覚をもつ
②氣の玉(ボール)をつくる
③氣の玉(ボール)は、手でおにぎりを作るように、丸く丸めて作る
④この時、氣の反発力がなくならないように、ずっと感じながら作る
⑤氣の玉を体の、いろんな部分に入れたり動かしたりしてあそんでみる
⑥最後には、きちんとあなたの体に戻す
以上ですね。
それでは最後に合言葉を
ボーっとした意識で受け身で感じてみよう!
それでは、またー(^^)
人生を豊かにする氣功とは!初心者からできる独学気功講座⑤氣の玉をつくる手順
につづく。
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