氣の玉で丹田をひらく効果とそのメカニズムとは?
氣の玉(ボール)を使って、丹田を開いていきましょう。
ところで、丹田を『ひらく』という表現ですが、これは、まさしく閉じている道を開いていくため、こういった表現にさせて頂いています。
まあ、一般的には覚醒やら活性化やらともいわれますけど。
とりあえず、気功初心者は、ほとんどの人がこの丹田が少ししか開いてないので、それを氣の玉を使って、すこしづつ押し広げようってことです。
身体には無数の氣の道が存在していて、その道を氣がとおり、また、その氣の道を氣が通ることで活性化していき、氣が増えていくのです。
逆に考えれば、氣の量が少ないと氣の道は中々大きくならず、大きくない道をとおるだけの氣しか生まれないので、氣の総量も増えていかず、すくないまま。
そんな、昔の私の状態がつづくと・・・前回の記事で書いた私の状態におちいるのです。
前科の記事はコチラ⤵
丹田やチャクラなどと言われる場所は、その氣の通り道の途中にある、氣のたまり場のようなものです。その部分が活発になると、あつかえる氣の量が増えるのです。
ちなみに、氣の道が細い状態のまま、一気にその道に大量の氣を流し込んでしまうと、氣の道が壊れちゃうこともあります。
これは、気功の偏差っていわれる、悪影響の一つでもあります。
わたしは、経験したことないので実際にどんな状態になるかは、想像の域を出ないのですが・・体験など聞くと、大変そうですね。
その状態から回復するのに何年もかかることも。
ですので、気功は手順を踏んでやっていきましょうね!
このサイトは、そもそも氣の量が少なく悩んでいた小心者の私が、ゆっくり氣を大きくしていった方法と手順を紹介しているものなので、ご安心して実践してくだい。
ただし、無理はしないようにお願いしますね。
良くも悪くも、独学は、結局は自己責任なので。
それでは、まずは、超有名な丹田を開くとどんな効果があるのかを見ていきましょう。
丹田ってなに?
ここでいう、丹田は下丹田と言われる丹田の事です。臍下丹田ともいわれますね。位置は、おへそから指数本分の場所です。
氣の事が体感としてわかってくると、「ああこの辺か」ってわかってきますが、とりあえず初心者の段階では、だいたいおへその下あたりの部分ってことだけ理解できていれば大丈夫です。
それでも、ちゃんと効果はありますから。
他に、上丹田、中丹田なんてものもありますが、その辺は、またおいおいお話しします。
今回は、下丹田をあつかうってことだけ、ご理解ください。
余談ですが、実はこの丹田という言葉、昔は使われてなかったそうです。明治になってから、いろいろなものが日本に入ってくるようになり、そのころから使われ始めた言葉だとか。
江戸時代以前は、似た認識として『肚(ハラ)』と言われてたそうですね。
わたしの勝手なイメージですが、もっと昔から丹田って言葉使われてたのかと思ってました。
丹田をひらく効果とは?メリットってあるの?
丹田をひらいて氣が大きくなったからって何になるの?って、このページ読んでくれてる人なら、さすがに思わないかもですが、説明しておきます。
メリットおおありです!!
氣の量が増えると、一般社会生活において、
人からなめられなくなります!!!
これ、わたしの実体験ですので、自信を持って言えます(笑)
生まれた環境や育った環境、体質や小さいころからの考え方、思考のクセなんかで、氣の量は決まってしまいます。
氣の量が多い少ないにより、体質や思考のクセが決まるってことも言えるんですけどね。
相乗効果があいまって、氣が大きい人は安定して氣が大きく、氣が小さい人は安定して氣が少ないって、状況になるんです。何もしないでいると・・・。
他にも丹田がひらくメリットとして
・気持ちが落ち着く
・あせらなくなる
・物事に冷静に対処できる
・なにかあっても動じなくなる
・冷静な判断ができるようになる
・くよくよしなくなる
・心配する事が減る
・悩むよりも行動するようになる
・人と話す不安がなくなる
・人の目が気にならなくなる
・相手にあわせて無理に行動しなくなる
・いやと言えるようになる
・断ることに苦痛を感じなくなる
・平気で店員さんに尋ねることができるようになる
まだまだありますが、この辺でやめておきましょう。きりがないので(笑)
とにかく、生きやすくなりましたよ。少なくともわたしはね(笑)
逆に言うと、以前の私は、店員さんに尋ねるのも勇気を振り絞って話しかけるくらいの小心者でした。
ただ、これらも急に変わったってことではないです。振り返ってみるといつの間にか変われてたって感じですね。
まあ、わたしの話はおいておいて、話を進めましょう(笑)
丹田をひらくメカニズムとは?
一言でいうと、氣の玉を丹田にいれることで、丹田の氣を増やし、丹田の容量を増やします。
あとは、丹田周りの氣の道=氣道を広げて、丹田に氣が流れるようにします。
氣の玉で丹田を開く具体的な方法とは?
それでは具体的な方法を説明します。
氣の玉をつくる
まずは、氣の玉をつくります。
・両手をこすり合わせて、氣を感じます。
・両手を近づけたり離したりしながら、氣の感覚を強くします。
・手を柔らかく動かしながら、やさしく空気を揉むように氣を丸く球体にとして感じられるようにします。
・氣の玉をもっとはっきり、反発する感覚やゴムボールみたいな感覚がでるまで感じます
・氣の玉の完成です
もっと詳しくしりたいならコチラの記事へ⤵
人生を豊かにする氣功とは!初心者からできる独学気功講座⑤氣の玉をつくる手順
氣の玉を丹田にいれる
・両手で氣の玉を感じながら、おへその下あたりに氣の玉を押し込む感じで入れていきます。
・両手は下腹にあてておきます。
・お腹の中で氣の玉を感じます。
・位置的には、へその下の皮膚の内側に氣の玉が入ってる感じです。
・なれれば、氣の玉を大きくしたり小さくしたりしてみます。
基本的には、これを継続する事で丹田がひらいていきます。
毎日継続する事で効果は大きくなります。また、通勤途中などに、行うと時間も有効に使えます。慣れてくれば、手を使わなくても、意識だけで丹田に氣の玉を感じることができるようになりますよ。
丹田周りの氣道を広げる
丹田に氣の玉を感じることになえてきたら、次に、丹田周りの氣の道を大きくしていきます。
・丹田に氣の玉を感じます。
・氣の玉を体の中心線に沿って、下におろしていきます。
・ゆっくり、氣の玉を感じながら動かします。
・会陰まで動かしたら、氣の玉をそこでしばらく感じます。(会陰の場所は、性器と肛門の間あたりです。)
・しばらく、会陰で気の玉を感じたら、そこから背中側に氣の玉を動かしていきます。
・ゆっくり、氣の玉を感じながら動かします。
・仙骨まできたら、そこで氣の玉をしばらく感じます。(仙骨の場所は尾骨の上の部分です)
・しばらく、仙骨で気の玉を感じたら、そこからまた上に氣の玉を動かしていきます。
・背骨にそって、上に動かしていき命門まできたら、そこで氣の玉をしばらく感じます。(命門の位置はおへその真裏の背骨の位置)
・しばらく、命門で気の玉を感じたら、今度は身体の中を通って、丹田まで氣の玉を戻します。
・これを繰り返します。
以上が丹田をひらく方法です。
氣の玉を動かすのはそれなりにコツがいります。丹田で氣の玉を感じながら、以前の記事で腕や脚に氣の玉をとおす練習があるので、そこで練習しながら取り組んでみてくださいね。
腕に氣を通す方法の記事⤵
人生を豊かにする氣功とは!初心者からできる独学気功講座⑥氣の玉で身体を覚醒させる
脚に氣を通す方法の記事⤵
まとめ
この記事では、丹田をひらく効果とその方法について説明しました。
丹田をひらくと氣の量が増える。
氣が増えると人からなめられなくなる。
人からなめられないと社会生活を生きやすくなる。
また、丹田をひらく具体的な方法では、
・氣の玉を丹田にいれる方法
・丹田周りの氣の道を開く方法
をご説明しました。
どれも読んだだけでは効果ありません。(知らないより知っておいたほうがいいですけどね!学校では教えてくれませんので(笑))
とりあえずやってみて、継続していきましょう。
そのうち、あなたも、振り返ったら人生変わってた!!
って、思う日がきっときますよー
それでは、またー(^^)
につづく。
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